ORiON L3によるStarlink複数台設置

ORiON L3によるStarlink複数台設置

平素よりお世話になります。


弊社機器ORiON L3は最大8系統の通信インフラを束ねたり制御することが可能です。
今回はORiON L3によってStarlinkを複数台設置した事例をご紹介いたします。

事例1:  Starlink Maritime4台搭載



洋上で通信量の大きいシステムを稼働させるために、Starlink Maritimeを4台設置したケースです。
船内ネットワークには複数のシステムが乗っており、業務LAN、CrewLAN、監視系システムが
それぞれ安定して通信を利用できるようにORiON L3で通信を同時利用し、それぞれに振り分けています。
必要な時には各サブネットワークの通信を一時的に絞り、特定のシステムに通信を集中させることも可能です。

事例2:  Starlink Maritimex1台、 Starlink Roamx2台



沿岸航行時、及び着岸時の通信の最大効率化を図った構成です。
フラットハイパフォーマンスアンテナを3台設置し、2台は国内向けStarlink Roam契約、
もう1台は50GBプランのStarlink Maritime契約としています。
沿岸航行時及び着岸時は2台のStarlink Roamを利用し、無制限の通信量を確保しております。
一方でStarlink Roamが利用できない海域では、Starlink Maritimeに切り替え、
通信もフィルターをかけて必要な通信のみ通しています。
この船舶は内航船ですが、この構成にすることによりきわめて安価で高速な通信環境を実現しています。

CCTVをはじめとした監視系のサブシステムの普及により、より高速で大容量が
求められるケースでStarlink複数台搭載が検討されております。
ORiON L3はこのようなニーズにマッチする機材です。
お気軽にご相談くださいませ。

今後ともORCAを何卒よろしくお願い申し上げます。

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